横浜DeNAのラミレス監督は10日、1軍キャンプの休日を利用して沖縄・嘉手納野球場で行われている2軍キャンプを訪れ、昨季中軸を担った宮崎らの状態を確認した。ラミレス監督の2軍視察は5日の休みに続いて2度目。
指揮官はフリー打撃で柵越えを連発した宮崎に「守備でも軽快に動けていたし、左翼線、右翼線にしっかり打ち分けていて良い時のバッティングに近い」と好印象を語った。ただ、1軍の合流時期については明言せず、「(新戦力の)田中浩、シリアコにまずは出場機会を与えたい。宮崎は1軍に上げたらベンチに置くような選手ではない」と話した。
一方、宮崎にも焦りはないという。守備練習では現時点で空白となっている二塁と三塁のポジションに就き、居残りでのマシン打撃を日課としている。5年目の28歳は「いつ(1軍に)呼ばれてもいいように準備はしている。今のところ気になるところはないし、順調にきている」と力強く語った。
また、ラミレス監督は2軍からの推薦を受け、11年目の右腕高崎に1軍で登板する機会を与える考えを明かした。