プロ25年目で球界最年長の横浜DeNAの三浦大輔投手(42)が11日からの中日3連戦(横浜)で先発して今季初登板することが6日、決まった。ラミレス監督が本人に伝えたことを明らかにし、「番長(三浦)が戻ってくる。待ち望んでいたファンの前で投げてほしい」と期待した。
今季は新人今永や2年目の石田の台頭などもあり、ここまで登板機会がなかった。勝てば元中日の山本昌や西武などで活躍した工藤公康(現ソフトバンク監督)を抜いて、プロ野球新記録の24年連続勝利となる。三浦は「気持ちも高ぶっていますよ。いつ呼ばれてもいいように準備してきた。チームが勝てるように投げるだけ」と力を込めた。
投手コーチ兼任の三浦は1軍に帯同しながら調整を続けていた。イースタン・リーグでは11試合で1勝5敗、防御率5・68だった。指揮官は「数字は期待するものではないが、(起用は)開幕前から考えていた。やっと機会が来た」と厳しい投手事情となる9連戦でベテラン右腕を指名した。