他にはない神奈川のニュースを!神奈川新聞 カナロコ

  1. ホーム
  2. スポーツ
  3. 野球
  4. ベイスターズ
  5. ベイ助っ人パットン来日 「勝利のため何でもやる」

ベイ助っ人パットン来日 「勝利のため何でもやる」

ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2017年1月23日(月) 16:56

来日した、横浜DeNAの新外国人・パットン投手=23日、羽田空港
来日した、横浜DeNAの新外国人・パットン投手=23日、羽田空港

【カナロコスポーツ=佐藤 将人】横浜DeNAが救援候補として獲得したスペンサー・パットン投手(28)=185センチ、91キロ、右投げ右打ち=が23日、来日した。昨季世界王者となった米大リーグ・カブスで16試合に登板した右腕は、「前から日本に興味があった」と移籍を決めた背景を語った。

 落ち着いた明るさ、といった印象だ。特徴的なひげについて「験担ぎか」と聞くと、「ただ好きで伸ばしているだけ。ロイヤルズではだめだと言われて剃(そ)ったけど、日本ではチームが許してくれればこのままいきたい」と軽やかに答えた。

 主戦場は救援となる。「あまりマウンドに長く立っているのが好きじゃないんだ」。直球とスライダーを軸に、ストライク先行で勝負していく。マイナーでは高い奪三振率も残しているが、「三振は結果論だと思っている」。あくまでテンポ良く試合をつなぐのが身上だ。

 昨季は世界王者となったカブスで16試合に登板。成績は1勝1敗、防御率5・48といまひとつだが、3Aでは昨季35試合で1勝0敗、11セーブ、防御率0・75と完璧な数字を残している。

 自ら「アップダウンを繰り返していた」と語る通り、メジャーとマイナーのちょうど境界線にいる選手だった。「新しい野球を学んで、チャンスがあればまた戻ってメジャーで投げたい」。異国への移籍を転機とするつもりだ。

 カブス時代は川崎宗則と仲が良く、一緒にすしを食べに行っていたという。「とにかくまずは何でもトライしてみる」と好奇心旺盛で、妻と2人の息子も来日をとても楽しみにしているという。

 球団は守護神の山崎と競わせ、救援陣の総力アップを図るつもりだ。「リリーフを期待していると聞いているが、チームが勝つためなら何でもやる」と、野心ものぞかせる。「川崎やマートン(元阪神)から日本は応援がすごくて、エキサイティングなリーグだと聞いている。例年通りの調整をしてきた。キャンプに入る準備はできている」と意欲を見せた。

 
 

山崎康晃(野球)に関するその他のニュース

ベイスターズに関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

野球に関するその他のニュース

アクセスランキング