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オープン戦DeNA黒星発進

ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2016年2月21日(日) 02:00

4回横浜DeNA1死一、三塁。松本啓がバントを決めるも三走のロペスがスタートを切らず=沖縄セルラー
4回横浜DeNA1死一、三塁。松本啓がバントを決めるも三走のロペスがスタートを切らず=沖縄セルラー

 プロ野球のオープン戦は20日、沖縄県内で3試合が行われて開幕した。横浜DeNAは得点を奪えず0-2で巨人に競り負け、ラミレス監督は初陣を飾れなかった。三嶋は4回1失点、ペトリックも2回無失点と好投した。

 広島は昨季セ・リーグ覇者のヤクルトに11-1で大勝。ロッテは中日に9-4で勝った。

 オープン戦は3月に入って本格化する。公式戦は3月25日にセ、パ両リーグが同時に開幕する。

勝利への思い随所に


 たかがオープン戦と片付けないところに、新監督の勝利へのこだわりの強さが見える。攻守にミスが散見した初戦。現役時代に日本一を経験しているラミレス監督は「オープン戦だが、勝つためにやっている。(シーズンで)優勝したいのであれば修正しないといけない。ミスは許されない」と反省を促した。

 四回1死一、三塁の好機だった。松本はバントの構えから投前にうまく転がしたが、サインミスから三走のロペスがスタートを切っていない。2死二、三塁となり、結局後続が倒れて均衡を破れずに終わった。

 「(スクイズは)勝つために必要な要素。これを継続していきたい」。かつての同僚が率いる巨人相手に見せた変革の一手。成功はしなかったものの、これまでの実戦で捕手に配球のサインを送るなど、チームに変化を促す指揮官の意志がうかがえる。

失敗糧に成功つかめ


 五回1死一塁でもベンチは動いた。ヒットエンドランのサインに一走の関根はけん制死。それでも、はつらつさが売りの3年目は「チームの得点へのこだわりは強い。去年以上に(盗塁を)自分から企画して、個人でできることを積極的に仕掛けたい」と首脳陣の思いを受け止めている。

 守備でも飛球をお見合いするなどのミスがあった初陣を終え、ラミレス監督はナインを集めて熱っぽく語った。

 「たった一度の試合でこれまでやってきたことを捨てたくない。また新しい一日が来る。顔を上げてやっていこう」。失敗を重ねた上に成功、そして勝利がある。

ローテ狙う2人好投



 開幕ローテーション入りを目指す三嶋と新外国人のペトリックがそろって好投した。

 
 

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