14日はバレンタインデー。優しい笑みがすてきな山崎康が段ボール箱5箱分、370個で断トツだった。段ボール箱4箱分で王座を逃した三浦は「そらそうやろ。あいつは確信犯的な笑顔があるから」と少し悔しそうにからかった。
プロの世界は数字が物を言うが、数字だけで価値は測れない。15日の練習後、熱烈な思いが詰まったチョコレートを贈られたのはブルペン捕手の松下チームサポーター。「一目ぼれした」という60代の女性ファンから「お名前を存じないんですが、ぜひ受け取ってください」と言われ、思わずほおを緩めた。
「若い頃を思い出しました。(思いが)伝わればいいわね」と女性は満足げにほほ笑んだ。ちなみに小欄の筆者は15日午後8時現在でゼロ。数字ではない、数字ではないのだが…、ゼロでは…。
(曇り、気温12度、観衆1200人)