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新外国人2選手が入団会見 「勝利に貢献したい」

ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2016年1月29日(金) 02:00

会見で活躍を誓った横浜DeNAのペトリック(左)とロマック=横浜スタジアム
会見で活躍を誓った横浜DeNAのペトリック(左)とロマック=横浜スタジアム

 横浜DeNAの新外国人、ジェイミー・ロマック内野手(30)=188センチ、100キロ、右投げ右打ち=とザック・ペトリック投手(26)=191センチ、88キロ、右投げ右打ち=が28日、横浜スタジアムで入団会見に臨んだ。

 右の大砲としてラミレス監督から「5番・サード」を明言されているロマックは「毎日試合に出て勝利に貢献したい」と力を込め、先発候補に挙げられている右腕ペトリックは「たくさん勝てるように全力を尽くす」と笑顔で抱負を語った。

 高田繁ゼネラルマネジャー(GM)はロマックについて「一番期待しているのは日本人にはないパワー。適応すれば相当打ってくれる」と話した。背番号はロマックが52、ペトリックが67にそれぞれ決まった。

「スラッガー」自覚十分



 そのバットにチームの命運が託されていると言っても過言ではない。

 退団したバルディリスに代わって、「5番・三塁」での起用が濃厚なロマック。昨季リーグトップの112本塁打を放った打線に一層の厚みを加えられるか。「3Aやメジャーでの経験が生きてくる。春のキャンプで慣れていって、シーズン中には長打力、打点で期待に応えたい」。カナダ出身のスラッガーは自身の役割を理解している。

 ここ数年は新天地を探していた。米大リーグでの初安打はプロ12年目の2014年。昨季はダイヤモンドバックス傘下の3Aで129試合に出場し、打率2割8分4厘、27本塁打、100打点といずれもキャリアハイの数字を残しながら、シーズン終盤までメジャーに昇格できなかった。「日本で野球することに魅力しかなかった」と強い決意をにじませる。

 昨年11月1日から体を動かしているという。週4日はジムでバットを振ったり、ゴロの捕球に取り組んだり。「ベストな状態に近い」。メジャーと比べて早くスタートする日本のキャンプにしっかり合わせてきた。

 ハッスルプレーを持ち味としている強打者は「攻撃でも守備でも勢いを与えるのがプレースタイル。野球をどれだけ愛しているのかを表現したい」と新天地での活躍を思い描いている。

「イチグン」目指す



 真新しいユニホームに袖を通したペトリックは「ことしは特別なシーズンになる。優勝を目指したい」と約束した。

 150キロ超の直球とカットボールやチェンジアップ、シンカーを操る。3年目のモスコーソと先発の枠を争うことになるが、既に覚えた日本語を使いながら「『イチグン』の一員になるようにやっていくよ。ローテーションに入れると信じている」と力を込めた。

 高田GMは「一歩でも二歩でも成長して、将来はメジャーにいけるといいね。先発枠を勝ち取ってもらいたい」と26歳の大型右腕を評した。

 
 

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