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ルーキー次世代の星10選手
ナンバーワンに挑戦 綾部翔(ドラフト5位◆投手)

ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2016年1月27日(水) 16:39

ローテーション入りを目指す右腕綾部=横須賀市長浦町のベイスターズ総合グラウンド
ローテーション入りを目指す右腕綾部=横須賀市長浦町のベイスターズ総合グラウンド

 187センチ、87キロの恵まれた体格に、すらりと伸びた手足と端正な顔立ちは将来のスター候補として大きな可能性を感じさせる。大型右腕、綾部翔(茨城・霞ケ浦高)。これまでの歩みは「ナンバーワン」への挑戦の道だったと言える。

 生まれたときの体重は約4200グラム。野球経験のある父の影響で幼い頃から手にしたのは、おもちゃよりバットとグラブが先だった。

 中学時代は地元茨城の硬式野球クラブの強豪、取手シニアへ。しかし、「常に他の誰かが主役。自分はその陰に隠れていた」という。

 1学年上にはチームをシニアの全国選抜大会で優勝に導いた左腕上野拓真(青学大)がいた。同じ学年には後に慶応高で1年夏から主軸を担う柳町達がいた。霞ケ浦高に進学しても先輩の上野が背番号1だった。

 高校1年の夏は茨城大会決勝で常総学院に2-4でサヨナラ負け。同年秋の関東大会でも桐生第一(群馬)に1-2のサヨナラ負けを喫し、8強で敗退した。

 さらに翌年の夏の茨城大会決勝でも藤代に3-12で大敗。どうしても自分もチームも「ナンバーワン」になれない。綾部は「絶対、この壁を破る」と心に決めていた。


 背番号1をもらった最終学年のシーズン、綾部はとにかく走り込んだ。3年春の約3週間の校内合宿で下半身を鍛え、入学時には125キロだった直球の最速を145キロにまで伸ばした。77キロだった体重も10キロ増えた。

 努力を重ね、「ナンバーワン」になるための土台を築いていった。

 報われたのは昨夏の茨城大会だった。

 準決勝の明秀日立戦で10安打を浴びながら4失点で完投すると、決勝の日立一戦では2番手として登板し、3回無安打無失点のパーフェクトリリーフ。創部70年目の節目の年に、チームは初めて夏の全国選手権への出場を決めた。

 甲子園では初戦の広島新庄戦で先発し、六回途中4失点で負け投手になったものの「甲子園に行けなかったら自信を持ってプロに進めなかった」と、自分の歩みを振り返る言葉は力強い。

 プロに入っても、もちろん「ナンバーワン」への思いは変わらない。

 「1年目で1年間戦える体をつくって、2年目で勝負する。少しでも先発ローテーションに入って優勝も経験したい」


 綾部 翔(あやべ・かける) 投手。茨城県取手市出身。茨城・霞ケ浦高。最速145キロの本格派右腕は2年秋からエースを担い、3年夏にチームを甲子園に導いた。187センチ、87キロ。右投げ右打ち。背番号45。18歳。

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