横浜DeNAの梶谷隆幸外野手が22日、広島市内のトレーニングジムで練習を公開し、1日5度の食事とハードなトレーニングで鍛え上げた肉体を披露し「過去最大。バットもちゃんと振れている」と10年目のシーズンに向けて自信をにじませた。
報道陣の前で160キロを担いだスクワットを11度行い、気迫の表情を見せた。昨年のキャンプ前に84キロ程度だった体重は、筋肉量が増えたことで過去最重量の88・5キロとなった。スクワットやベンチプレスの最大値も伸びた。
昨季は3番打者としてセ・リーグトップの得点圏打率をマーク。今季は2番を任される見込みで「走者がいるときの凡打の仕方を考える」とイメージを膨らませる。27歳の梶谷は若いチームで「アニキ的な存在になりたい」と話し、中心選手としての自覚を口にした。