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筒香がベストナイン初受賞

ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2015年11月25日(水) 03:00

ベストナインに初めて選ばれた横浜DeNAの筒香(共同)
ベストナインに初めて選ばれた横浜DeNAの筒香(共同)

 セ、パ両リーグは24日、今季のベストナインを発表し、パの投手に最多勝、最優秀防御率、勝率第1位の3部門を制した日本ハムの大谷翔平投手、外野手にシーズン216安打のプロ野球新記録を樹立した西武の秋山翔吾外野手が選出されるなどセ、パともに5選手ずつが初受賞するフレッシュな顔ぶれとなった。横浜DeNAからは筒香嘉智外野手が初めて選ばれた。

 初受賞は、セでは14年ぶりにリーグ優勝したヤクルトから中村悠平捕手、打点王を獲得した畠山和洋一塁手、首位打者と最多安打を手にした川端慎吾三塁手が選ばれ、中日の平田良介外野手も入った。パは大谷、秋山の他は西武の炭谷銀仁朗捕手、日本ハムの中島卓也遊撃手、ロッテの清田育宏外野手が名を連ねた。

 外野手で2度選ばれている日本ハムの中田翔は一塁手として、一塁手で1度選ばれているソフトバンクの李大浩内野手は指名打者として初受賞となった。

 両リーグを通じての最多得票はヤクルトの中村捕手と山田哲人二塁手の258票。有効投票数がセの261票に比べて少ないパは秋山(西武)が満票となる221票を集めた。

 球団別の最多は、セがヤクルト、パは日本ハムでともに4人。球団初の2年連続日本一となったソフトバンクからは2人で、巨人、オリックス、楽天からは選ばれなかった。

 ベストナインはプロ野球担当記者らによる日本シリーズ開幕前までの投票で決まる。最優秀新人、最優秀選手(MVP)は25日のNPBアワーズで発表される。

◆不動の主砲「来季も結果を」

 初のベストナインに輝いた横浜DeNAの筒香は「大勢の素晴らしい選手がいる中で選んでいただいて非常に光栄」と喜んだ。

 今季は不動の主砲として138試合に出場し、打率3割1分7厘、24本塁打、93打点をマーク。国際大会「プレミア12」でも故障した中村(西武)の代わりに準々決勝以降は4番に座った。

 ラミレス監督の期待も大きい。今季に続いて主将を任せる方針を明かし、「うちの4番だし、代表でも4番。優勝に導いてくれるのは筒香だと思っている。最低でもタイトル二つは取ってもらいたい」とチームリーダーのバットに命運を託す。

 重責をかみしめるからこそ、本人にも緩みはない。「初めて受賞できてとてもうれしいが、自分ではまだまだと思っている。来季もしっかり結果を残して引き続き受賞できるように頑張りたい」と筒香。栄誉に浸ることなく、歩みを進める。

 
 

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