子どもたちにもっと野球を好きになってもらおうと、横浜DeNAは23日、横浜市内の12カ所で野球教室「キッズベースボールフェスティバル」を開いた。球団創設の2012年から始まり、今回は少年野球チームなどから約3千人が参加。憧れのプロ野球選手の技術と笑顔に触れた。
メーン会場の横浜スタジアム(同市中区)では3部構成で行われ、国際大会「プレミア12」の日本代表でも活躍した筒香や山崎康らが熱心に指導した。自慢の打撃を披露し、「バットは平行に出すように」などとアドバイスした筒香は「両親や監督、コーチの支えがあって野球ができる。感謝の気持ちを忘れずに、これからも頑張って」と呼び掛けた。
筒香と握手を交わし、力強いスイングを目の当たりにした笹下ベアーズで主将を務める児童(12)は「打球の軌道が違うし、すごく手が大きかった。夢みたい」とにっこり笑った。