2015春季キャンプ
全員が一緒の方向に 筒香、初キャプテンの大役
ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2015年3月2日(月) 16:28
初めてキャプテンとして迎えた春季キャンプが終わった。プロ6年目の筒香は「順調に来られたかな。(チームに)すごく活気があるし、みんなから今年はやろうという気持ちが出ていた」と実感を込めた。
前日に右手首を痛め、この日の練習試合は大事を取って欠場。それでもここまでの実戦で26打数9安打1本塁打という好結果を残し、8打点はロペスと並んでいる。誰からも信頼される4番打者に向けて順調に歩む23歳は「これからが大事。キャンプでやってきたことを継続し、もっと確実性を上げるために微調整していかないと」と慢心していない。
主将の肩書がつき、これまで以上に仲間と会話をするようになったという。梶谷は「周りのことを考えられる優しいやつ。野球の技術はもちろん、人間的にも素晴らしい」と評する。
キャンプも終わり、いよいよオープン戦が本格化。「開幕前から今年は優勝を狙うという話をして、全員が一緒の方向に向いてスタートを切れるように、うまく引っ張っていけたら」と力強い。背番号25は個人的な目標は口にせず、チームの勝利のためだけにバットを振り抜いていく。
【神奈川新聞】