松井秀喜氏との再会を心待ちにしていたのは巨人時代の同僚や若手選手だけではない。2011年に米大リーグのアスレチックスに在籍し、松井氏と1年間、ともにプレーしたモスコーソもその一人だ。
「横浜に来る直接の縁があったわけではないけど、彼からはすごく良い影響を与えられたよ」。日本の野球とメジャーの差や違いなど多くのことを語り合ったという。
泰然自若として物静か。そして、努力を怠らない姿勢は仲間から愛され、信頼されていたという。「野球への取り組み方はリスペクトできるし、人間的にもすごくレベルが高い。尊敬している」と笑みをたたえたモスコーソ。練習の合間に力強く握手を交わし、つかの間の再会を喜んでいた。 (曇り、15度、2000人)
【神奈川新聞】