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ルーキー~飛躍誓う8選手~〈4〉福地元春

ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2015年1月26日(月) 14:00

直球を武器に救援陣の一角を狙う左腕福地
直球を武器に救援陣の一角を狙う左腕福地

◇投球スタイルに自信(ドラフト4位/投手)

左腕から繰り出されるストレートは最速151キロ。福地元春(三菱日立パワーシステムズ横浜)の力でねじ伏せるスタイルは見る者を魅了する。

輝きを放ったのは社会人1年目、一昨年夏の都市対抗大会2回戦、強豪JR東日本戦だった。

0-6の劣勢で五回裏のマウンドに上がった。「経験を積ませる意味もあったと思う。緊張でバクバクだった」というが果敢に直球で押し、1回2/3を1安打3奪三振に抑えた。

「自分の投球スタイルは間違っていないと自信を持てた」。ようやくつかんだ手応えだった。

○○○

九州共立大での4年間を振り返り「投げやりだった」と苦笑する。同期に川満寛弥(ロッテ)、1学年下に大瀬良大地(広島)がいるハイレベルな投手陣にあって、結果が出なければ投げる機会は限られた。

気持ちが練習に向かず、周囲が自主練習に励む中、全体練習を終えるとすぐに帰宅した。大学1年時に151キロを計測したストレートはいつしか130キロ台中盤にまで落ちていた。

大学4年間での登板数はわずか5試合。「制球を重視するあまり小さくなっていた」という。

原石は原石で終わってしまうのか。ただ、左腕の秘めた光を信じている人がいた。当時三菱重工横浜(現三菱日立パワーシステムズ横浜)の監督を務めていた松下安男氏。「それはおまえの投球じゃない」。大学1年時の豪快な投球に魅せられ、忘れられずにいた。

○○○

入社後、投球動作の改造に取り組んだ。腕を振ろうとするあまり上体が突っ込みがちだったフォームを修正すると、面白いように球速は伸びた。

わずか2カ月足らずで10キロ以上もアップ。「プロへの夢をつないでくれた。人生の節目、節目でいい出会いがあるんですよね」。社会人2年目の昨シーズンも、7月にあった大学日本代表とのオープン戦で5回1安打無失点の快投。見事な復活を遂げた。

飛躍の舞台となった横浜で、今度はプロとしてスタートを切る。目標に掲げるのは同じサウスポーで、過去最優秀中継ぎ投手に3度輝いている山口鉄也(巨人)。「目立った成績は残さなくてもいい。だけど、長く『あいつは必要だな』と思われるような投手になりたい」。故郷沖縄に凱旋(がいせん)する春季キャンプで、まずはその第一歩を刻む。

【神奈川新聞】

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