モスコーソが7回を6安打2失点。大洋時代を含めて球団歴代外国人投手ではドミンゴ(2003年)に並ぶ最多の8勝目(6敗)を飾った。
「正直うれしいこと。とにかく一試合一試合を戦って自分の仕事ができていければ」と笑った。
三回に1点差にされ、なおも2死一、二塁のピンチ。鳥谷に対して外角への変化球でバットの先に引っ掛けさせ、投ゴロの併殺打で切り抜けた。五回以降は無安打。「直球のコントロールがよかった。一球一球を集中して投げられている」と手応えを口にした。
外国人枠の関係で一時は2軍へ。だが、腐るどころかファームで新たにツーシームも習得して戻って来た。「まさかここまでできるとは。内角を攻めきれる攻撃的なところが一番大きい」と川村投手コーチは絶賛。中畑監督は「大合格点。早く10勝させたいね」と次の登板も楽しみにした。
【神奈川新聞】