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【Captain's Note】20年8月号
「仲間の存在に救われる」 新キャプテン佐野、感謝の言葉

ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2020年8月4日(火) 05:00

人生初というサヨナラ満塁弾を放ち、仲間に祝福された佐野(右)=7月24日、横浜
人生初というサヨナラ満塁弾を放ち、仲間に祝福された佐野(右)=7月24日、横浜

 長く白星と黒星を交互に重ねた後に6連敗を喫するなど、7月は波に乗れなかったベイスターズ。それでも11勝13敗2分けの成績で終え、新キャプテンの佐野恵太内野手(25)も好調を維持している。開幕から28試合目で待望の今季初アーチを放つと、人生初のサヨナラ満塁弾も記録。若き主砲は「仲間の存在に救われている」と感謝を口にする。

 全ての試合で勝ちにいっているが、こんな偶然が起きるのかなと思うぐらい勝ち負けが続いた。どこかで連勝したかったし、中には勝たなければいけないゲームもあった。ただ、連敗中もムードがめちゃくちゃ悪くなったり、(負けを)引きずったりすることがなく、僕自身もその雰囲気に救われたと感じている。

 今、戦っているほとんどの選手が、昨季の春先にあった10連敗を経験していることが大きい。ラミレス監督が「連敗の後には連勝が来る」とよく言っているが、皆がいつかはいい流れが来ると思っている。

 6連敗した翌22日にミーティングもした。連敗中に(伊藤)光さんが(出場選手登録を)抹消されたり、(山崎)康さんが打ち崩されたりして、もちろんムードは悪くはなっていないけど、チームが少しどたばたしているのを感じていたので。向かっていく方向がばらばらにならないよう、少しでも流れが変わって良くなってほしいとの思いで開いたが、そこから勢いが出てきた。


佐野7月の成績
佐野7月の成績

 個人的な話をすると、ようやくホームランが飛び出した。2週間の遠征後に監督と話をする機会があり、それが一つのきっかけになった。技術面というより精神面の部分で、監督からは4番打者の心理を学べている。

 開幕から全試合で先発起用されている。昨季は1年間を通じて体重は88~89キロをキープしてきたが、今シーズンは既に2キロ落ちてしまった。ホームだと奥さんに食事面でのサポートも受けられるけど、ビジターゲームが続くとなかなか体重を戻すのが難しい。無理して食事を取っているイメージ。梶谷さんにも相談しているし、ここから努力して増やしていきたい。

 うれしかったのは、4年目で初めて応援歌を作ってもらい、球場に流れたこと。二つのメロディー、二つの歌詞から自分で選んだが、ファンのみなさんに早く覚えてもらって、歌える日が来てほしい。もちろん、みんなが歌えるように活躍しないといけないなとあらためて思っている。

 
 

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