横浜DeNAの三浦大輔投手(39)ら3選手は11日、横浜市中区の球団事務所で契約更改交渉に臨み、三浦は球団からの要請を受けて来季から投手コーチを兼任することが決まった。
交渉では現状維持の1億8千万円プラス出来高払いでサイン。プロ23年目の来季にコーチ兼任で臨むベテラン右腕は「自分自身ももっと成長したいし、いい勉強ができる。せっかく肩書をいただいたので、積極的にアドバイスしていきたい」と抱負を語った。
三浦は今季、2年連続でチームトップとなる9勝(13敗)を挙げて防御率は3・94。開幕からただ一人先発ローテーションを守った。高田繁ゼネラルマネジャーは「本人には現役一本のつもりでやってくれと話した。肩書が付けば若い人も話を聞きやすいし、(三浦)本人も遠慮なく話せる」と期待した。
荒波翔外野手(27)は50%増の4500万円、前回交渉で保留していた鶴岡一成捕手(36)は現状維持の4千万円プラス出来高払いで、それぞれ更改した。(金額は推定)