横浜DeNAの多村仁志外野手(36)や長田秀一郎投手(33)ら6選手が6日、横浜市中区の球団事務所で契約更改交渉に臨み、多村は野球協約の減額制限(年俸1億円以下は25%)を超える29%減の5千万円、長田は現状維持の3600万円でそれぞれサインした。
多村は7年ぶりに古巣へ復帰した今季、96試合で打率2割6分1厘、12本塁打、39打点。大幅ダウンにも「ファンが歓迎してくれた。やっていて楽しかった」と納得の表情だった。
長田は7月にトレードで加入。中継ぎとして24試合で2勝を挙げ、防御率3・86だった。「シーズン途中からだったが、試合数もそれなりに投げられた。来年もこれを続けたい」と語った。
その他の選手の契約更改内容は次の通り。
▽小林寛投手 1350万円(69%増)▽菊地和正投手 2200万円(15%減)▽山崎憲晴内野手 2150万円(115%増)▽後藤武敏内野手 1800万円(6%増)
(金額は推定)
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