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【Bレコード】OB編<15>佐々木主浩
絶対的な存在の「大魔神」 4年連続セーブ王

ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2020年7月28日(火) 05:00

日本人最多の日米通算381セーブをマークしベイスターズの一時代を築いた佐々木=1998年10月、横浜
日本人最多の日米通算381セーブをマークしベイスターズの一時代を築いた佐々木=1998年10月、横浜

 強いチームには絶対的な守護神がいる。横浜に鎮座するのは神は神でも大魔神、佐々木主浩だ。

 1998年10月26日。横浜スタジアムは異様な興奮に包まれていた。2点リードの九回、出ばやしは太鼓の音と地鳴りのような大歓声。マウンドにはこの男しかいない。

 最後はすっきり三振に─。そんな思惑とは裏腹に、守りのミスが響いて1点差。なお一打同点のピンチで、幾度も修羅場をくぐってきた豪腕は動じない。「1点もやれない場面。三振よりも打ち取ることを考えた」。ストレートで二ゴロ併殺に仕留め、日本一が決まった。

 「ほっとしたというのが一番。特に後半戦は、絶対に落とせないという重圧が強かった」

 4月26日のヤクルト戦から6月30日の広島戦まで22連続セーブはプロ野球記録。防御率0・64の圧倒的な投球で45セーブを重ね、4年連続のタイトルを手にした。

 150キロ超の速球はうなりを上げ、落差の大きなフォークボールは名だたる打者の膝を折った。躍進遂げるハマのシンボル。横浜駅東口に建立された「大魔神社」はファンの“信仰”の表れだ。

 米大リーグ、マリナーズを経て日米通算381セーブの金字塔を打ち立て、2005年に横浜で引退。クローザーの地位は、その華々しい実績とともに高まっていった。

 今、ベイスターズの最終回には山崎康晃がいる。「小さな大魔神」もまた、150キロ超の直球と切れ味鋭いツーシームで試合を締めてきた。背番号19の復調はまだか。絶対的守護神がいるチームは、強い。

=敬称略

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