
横浜DeNAの倉本寿彦内野手(29)が打撃好調だったオープン戦の勢いを持続させるため、練習量にこだわってトレーニングを続けている。28日は横浜スタジアムで自主練習を行い、球団広報を通じ「実戦感覚を失わないように、打つ量をしっかりと確保している」とコメントした。
春季キャンプは2軍で調整し、3月上旬に1軍へ合流した。オフにバットを寝かせた構えに変えたことでスイングがスムーズになったといい、打率3割3分3厘をマーク。「試合に出て力になりたい」と、出場24試合にとどまった昨季からの巻き返しを期す。
この日は打撃練習や短距離ダッシュなどに励んだ。ウエートトレーニングの量も増やしており、「柔軟性を失わないようバランス良く取り組んでいる」。空き時間を利用して「本などから栄養に関する知識を得ている」とも付け加えた。
「スタッフのサポートで充実した練習が送れている。開幕に向けてしっかり準備したい」。2016年にチーム最多の157安打を放った実力者が復活へ自信をのぞかせた。