ハマスタの40周年を記念し、2人のレジェンドが“40年ぶり”にマウンドと打席で再会-。
試合前、横浜大洋時代をエースとして支えた斉藤明雄さんと、元巨人の横浜DeNA・高田繁ゼネラルマネジャー(GM)が1978年4月4日に行われたこけら落としでの勝負を再現。ともに現役時代のユニホーム姿で風格を漂わせ、2人合わせて“135歳”の豪華対決が節目を彩った。
初球、63歳の右腕が92キロのボール球を投じ、72歳の名選手は見送りで応じる。2球目、高めの102キロを力強くはじき返し、二塁ベース付近まで飛んだ。高田GMは「加減してくれた。本気で投げられたらかすりもしなかった」と笑顔。斉藤さんも「ジャイアンツのユニホームを見ると燃える」と興奮気味だった。
横浜スタジアムは今後も改修が続き、ベイスターズとともに新たな歴史を刻んでいく。高田GMは「今年は戦力も充実している。秋にはハマスタでファンの皆さんと歓喜に沸きたい」と意気込み、斉藤さんも「僕を育ててくれたハマスタを今でも愛しています」と感慨に浸った。