プロ野球オープン戦
石田 課題と収穫
ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2020年2月23日(日) 22:38
横浜DeNA7-4中日
今季先発に専念する石田は制球に苦しんだ。
五回にマウンドへ上がると、先頭京田に中前打、高橋には右翼へ特大の2点本塁打を浴びた。「高めに浮いた球が多くて、抑えようとしたら低めに垂れることもあった」。いきなり3失点を喫したものの、以降は修正。テンポも上げて追加点を許さなかったのはさすがだった。
キャンプのテーマにしてきたのは変化球の腕の振り。八回には相手打者をスライダーや宝刀チェンジアップで三振に仕留め、「直球と同じ振りで投げられたのはプラス」と収穫を口にした。
野球日本代表の稲葉監督からも期待される左腕は「きょうは感覚を戻すのに時間がかかってしまった。同じミスをしないようにしたい」と開幕へ状態を上げていく。