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オープン戦・横浜DeNA7-1楽天
横高対決は倉本に軍配 3月13日・楽天戦

ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2018年3月14日(水) 02:00

(左)4回、横浜DeNA・倉本が右越えに3ランを放つ、(右)横浜DeNA戦に先発し6回4失点の楽天・藤平=静岡
(左)4回、横浜DeNA・倉本が右越えに3ランを放つ、(右)横浜DeNA戦に先発し6回4失点の楽天・藤平=静岡

【フルマーク】「特別な意識なかった」倉本


 マウンドの横浜高の後輩・藤平が堂々と内角を突いた四回2死一、三塁。9番倉本が137キロのストレートを引っ張ると、右翼席へ放物線を描いた。

 「いい感覚が続いている」と自賛した一発を、坪井打撃コーチも「去年は内角球に苦しんで打撃を崩したが、バットの出方などが全然違う。どこまでいけるか楽しみ」と評した。

 「あいさつ程度。対戦しても特別な意識はなかった」という8学年下の右腕に浴びせたアーチで火が付いた。七回には左前打を放ち、安打数はオープン戦では全選手で3位タイとなる11本となった。不慣れな二塁守備でも二遊間の鋭いゴロを横っ飛びでさばくなど、攻守に充実の一日だった。

 筒香も黙っていなかった。藤平から全球ストレート勝負を挑まれた一回はアウトコースを逆らわず左前へ流し打ち。4試合ぶりの安打に「状態? すごく順調です」と上昇の兆しをのぞかせた。

 「すごくいい投手。いいボールを投げる」との言葉はお世辞ではないだろう。四球を選んだ三回は、外角高めの浮き上がるようなストレートに手を出しかけ、打席で首をかしげる場面もあった。

 試合後、背番号25は「彼と勝負できて楽しかった。試合の中では対戦相手だけど、横浜高校の絆は強いんで」と熱いエールを送った。

楽天・藤平 
先輩相手に意地見せる


 筒香に左前打、倉本には3ランを浴びた。楽天の藤平は横浜高の両先輩に屈しながら、同門のエースたる意地を見せた。

 一回。全球ストレートで日本が誇る主砲の懐に飛び込んだ。「打席の雰囲気がすごい。特別に抑えたいという気持ちがボールに出ました」

 この日最速の147キロで捕邪飛に封じたはずが、捕手嶋がまさかの失策で落球。続く3球目を三遊間に転がされた。

 三回。無死一塁でバントを狙う9番倉本には内角高めで投前に打球を浮かせ、二塁で封殺。「小倉コーチ(当時)から徹底的にたたき込まれた」(藤平)と振り返った得意のフィールディングをまざまざと見せつけた。

 今オフ、横浜高野球部のOBが集った会で、「日本で一番のすごい打者」と憧れる筒香から「頑張ろうな」とエールを送られた。その感激を胸に、初めての対戦で直球勝負を挑んだ。

 シーズンインまであと2週間。既に開幕ローテーション入りを決めている右腕は憧ればかりに浸らない。「自分を見つめ直すきっかけになった。筒香さんとまた戦う時はストレートで空振りを取れるようにしたい」

 先輩の洗礼を飛躍の糧にしてこそ、名門の背番号1だ。

ラミちゃん☆ゲッツ



 「(九回に大和の犠打から追加点を奪い)彼にはああいうプレーをしてもらいたいし、しっかり応えてくれた。今年はこういうことをやっていくんだというメッセージでもある。いい仕事をしてくれたね」

友人対決は松井
楠本、豪快に空振り三振


8回、DeNA・楠本が代打で右前打を放つ=静岡
8回、DeNA・楠本が代打で右前打を放つ=静岡

 「プロであいつと勝負したい」。長年の夢をかなえた再会で、豪快な空振り三振に倒れた。ドラフト8位の楠本(東北福祉大)が追い掛けたサウスポー松井の背中はまだまだ遠かった。

 小学校時代からの友人2人が対峙(たいじ)したのは九回2死満塁。桐光学園高から羽ばたいた日本代表の守護神は、打席に楠本を迎えると「不思議な感じ。対戦に集中できた」とギアを上げた。3球連続のストレートは147キロを計測。カットボールを1球挟み、さらに続いた直球はあくまで布石だった。

 6球目。この時点でオープン戦打率6割と絶好調の楠本が豪快に振ったバットの下を、宝刀スライダーが通過する。「私情を挟んじゃいけないけど、あのまま直球勝負で来ると思った」と楠本。「まだ打たせてくれなかった」とマウンドで仁王立ちする旧友を見つめた。

 小、中学校時代にベイスターズジュニア、青葉緑東シニアと同じ道を歩んだ松井を追い、たどり着いたプロの世界。「次は絶対、打ってやりたい」。描いた夢が、強打者への道しるべとなる。

田中健、初登板で好投


楽天戦に登板し、1回を三者凡退に抑えた横浜DeNA・田中健
楽天戦に登板し、1回を三者凡退に抑えた横浜DeNA・田中健

 田中健がオープン戦に初登板し、1回を無失点だった。静岡・常葉学園菊川高のエースとして2007年春の選抜大会を制した左腕。静岡の観客から大歓声を受け、先頭打者のアマダーから空振り三振を奪うなど三者凡退に抑え「いい形でオープン戦の初戦を終えられた」と息をついた。

 新人の桜井(東京・日大三高)の台頭などで左の中継ぎの1軍争いが激しくなる中で、首脳陣に存在感をアピールした。

バリオス 猛アピール


 新外国人バリオスが5回2安打無失点で「先発の役割を果たせた」と開幕ローテーション入りへアピールした。被安打は二回の2本だけ。ツーシーム主体の配球で打たせて取り、三~五回はパーフェクトに抑え、4回3失点だった3日のオリックス戦から挽回した。

 外国人選手枠はロペス、ウィーランド、パットンが濃厚で最後の枠をソト、エスコバーと争っている。ラミレス監督も「いいアピールをした。外国人枠は、じっくり考えないと」とうれしい悲鳴を上げた。


4回、横浜DeNA・倉本が右越えに3ランを放つ
4回、横浜DeNA・倉本が右越えに3ランを放つ

横浜DeNA戦に先発し6回4失点の楽天・藤平=静岡
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