ドラフト1位の東(立命大)は「時間がたつのがあっという間。野球に私生活に、全てが学びの1カ月だった」と充実ぶりを口にした。
実戦マウンドは23日のKIA戦の2イニングのみ。チーム関係者によると、自主トレーニング期間中のウエートトレーニングで左手首に違和感を覚え、調整のペースは当初の予定から1週間ほどずれ込んだという。
オープン戦は3月3、4日のオリックス2連戦のいずれかに登板予定。左腕は「実戦でもっと投げて自分の力を試したい」と気持ちを高ぶらせた。
また来日2年目のウィーランドは最終日に今キャンプ初の実戦登板。球威のあるストレートで上位打線を三者凡退にねじ伏せ、「打者と勝負する感覚を取り戻したかった。投げた感触は悪くないね」とうなずいた。
昨季2桁勝利を飾った右腕は、投手コーチからマイペース調整を許されている。開幕へ向けて「今の課題はツーシーム。より制球力を高めてものにしたい」とさらなる進化を誓った。