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ドラ5桜井が上々デビュー 2軍が韓国ハンファと練習試合

ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2018年2月15日(木) 02:00

スライダーを武器に好投し、笑顔の横浜DeNA・桜井(右)
スライダーを武器に好投し、笑顔の横浜DeNA・桜井(右)

 横浜DeNAベイスターズの1軍キャンプが休日となった14日、2軍が沖縄県のアトムホームスタジアム宜野湾でハンファ(韓国)と練習試合に臨んだ。

 2年目の右腕京山が先発し3回無失点の好投。プロでの実戦デビューとなった高卒ルーキー桜井もスライダーを駆使し、1回を3人で抑えた。9年目の国吉は新球カットボール中心の配球で、打たせて取る投球を披露した。

 野手陣は関根が2安打1盗塁と気を吐き、新人宮本が三塁打を放って1打点の活躍。試合は3-3で引き分けた。

 視察したラミレス監督は試合後、「京山、桜井、国吉の3投手は素晴らしかった」と絶賛。試合後、国吉の1軍参加が決まった。

“伝家の宝刀”でアピール


 プロでの実戦デビューとなったドラフト5位桜井(日大三)は1回を打者3人、わずか9球で片付け、順調なスタートを切った。

 伝家の宝刀で、早速指揮官をうならせた。先頭の左打者を得意のスライダーで追い込むと、ワンバウンドのスライダーで空振り三振。「調子は良かった。思い描いたように投げられた」

 武器のスライダーは、一昨年秋の東京都大会決勝で早実の清宮(日本ハム)を5打席連続三振に斬った左腕の代名詞だ。それが、プロでも通用すると証明してみせた。

 上々のデビューにも、18歳は冷静だった。「韓国は直球に強い印象がある。あえて直球中心の配球にしたけど、高校生とはパワーが全然違った」。2人目の打者は右前安打。ロッテに在籍したこともある主砲・金泰均を三塁へのライナーで併殺に打ち取ったものの、内角の直球を力で引っ張られたことに、反省点を見いだした。

 得意のスライダーをプロでも生かすため、もっと直球を磨くしかない。「球威も制球もまだまだ。いつか、スライダーと同じくらい、自信のある球にしてみせます」

国吉「豪腕」封印、新球磨き復活へ


【横浜DeNA-ハンファ】2回を無失点に抑えた横浜DeNA・国吉 =アトムホームスタジアム宜野湾
【横浜DeNA-ハンファ】2回を無失点に抑えた横浜DeNA・国吉 =アトムホームスタジアム宜野湾

 明らかに違っていた。力任せに投げ込む昨季までの国吉は、いなかった。

 2イニング、打者6人に27球。最速は147キロ。直球は4球だけで、残りはほぼ新球のカットボールだ。三振を2個奪ったが、それよりも3人を内野ゴロに仕留めた投球が、「ボールを動かしながら意図して取れたアウト」と納得できるものだった。

 育成ドラフトで入団して、9年目になる。196センチと打者を圧倒する体格で「育成の星」と期待され続けてきたが、ここ数年は伸び悩んだ。1軍の登板数は2014年の49試合をピークに減り始め、16年は1試合、昨季は4試合で、長い2軍暮らしを送ってきた。

 その間に、若い投手たちが何人も台頭し、チームは優勝を争う力を付けてきた。「真っすぐに頼りがちで、自分には引き出しがない。何かを変えなければ」。考え抜いた末が、豪腕スタイルとの決別だった。

 大リーグ経験が長い大家2軍投手コーチから、カットボールの握りや投げ方を教わり、「打者から見てストレートと同じ軌道から変化する」という理想の球に近づいてきた手応えがある。

 ラミレス監督は「以前はコントロールがアバウトな感じだったが、無駄な球数もなかった。今日が一番良かった。復活してきていると強く感じた」。貴重な右のロングリリーバーとして起用する青写真も描き始めた。

 選手生命を懸けた勝負の1年になると国吉も十分自覚している。1軍キャンプ昇格が決まったが「もう若くないし、チーム内の競争も激しくなった。すぐ一つのミスが1、2軍の入れ替えにつながる」。厳しい言葉を吐く表情には明るさが戻っている。

 カットボールと共に習得中のツーシームをさらに磨けば、投球の幅が一段と広がるだろう。今年こそ、輝いてみせる。

宮本、連日の特打結実


【横浜DeNA-ハンファ】5回、先制の適時三塁打を放つ横浜DeNA・宮本
【横浜DeNA-ハンファ】5回、先制の適時三塁打を放つ横浜DeNA・宮本

 ルーキー宮本(パナソニック)が、またも俊足をとばした。

 五回に相手右腕の直球を捉えると、打球が右中間を破る間に一気に三塁へ。12日の紅白戦に続く連続三塁打となり、キャンプで続けている連日の特打が実を結んでいる。

 「結果を出し続けるしかない」と常々話すドラフト7位は、前評判が高い走塁だけでなく、パンチ力も首脳陣にアピールした。 (宜野湾)

先発京山、直球に力


【横浜DeNA-ハンファ】先発し安定した投球を見せた横浜DeNA・京山=アトムホームスタジアム宜野湾
【横浜DeNA-ハンファ】先発し安定した投球を見せた横浜DeNA・京山=アトムホームスタジアム宜野湾

 先発した京山は140キロ超の直球に力があった。許したヒットは二塁打の1本だけで、「安定していた。いい投球だった」とラミレス監督をうならせた。

 キャンプ序盤でも1軍のシート打撃で好投しており、首脳陣の京山に対する評価はうなぎ上り。それでも本人は「ボールの質がまだまだ。変化球もばらついた。40点です」と笑顔なし。目標の開幕ローテーション入りへ「ペース配分や走者を背負った中での投球を課題に頑張ります」と意欲的だ。(宜野湾)

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