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横浜DeNAベイスターズ 躍進の裏側(2)
チームづくり編(上)GM 素人集団からの変貌

ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2019年12月28日(土) 10:00

高田GMやラミレス監督、浜口らと談笑する三原代表(右から2番目)=2018年1月
高田GMやラミレス監督、浜口らと談笑する三原代表(右から2番目)=2018年1月

 球団創設70周年を迎えた2019年は、球団フロントが「独り立ち」するためのシーズンだったのかもしれない。

 とにかく試練の連続だった。開幕早々の4月に10連敗。球団として58年ぶりとなる不名誉な記録を残した。最下位に転落して平成が幕を閉じると、令和になった5月も黒星がまた並ぶ。極め付きは5月8日だった。南場智子オーナーの出身地であり、毎年ホームゲームを開催している新潟で、巨人に4点差を終盤にひっくり返されて、悪夢の5連敗。

 21年ぶりの優勝─の掛け声はすっかり吹き飛んだ。翌9日午前6時、沈んだ表情で宿舎を出る首脳陣に岡村信悟球団社長は「ここからです。信じましょう」とげきを飛ばしたのだった。


ベイドラフト指名選手
ベイドラフト指名選手

 昨オフ、横浜DeNAベイスターズ“誕生”時に就任し、7年にわたってゼネラルマネジャー(GM)を務めてきた巨人V9戦士の高田繁氏が退任した。野球と無縁のIT業界で、ソーシャルゲームなどで頭角を現しつつも、まだ発展途上にあった企業にとって、チームづくりはすべて首脳陣人事や選手獲得で手腕を発揮する高田GM任せで進められてきており、今シーズン中、関係者らは、その存在感の大きさをあらためて思い起こすことになった。

 「荒波でもまれた1年だった」と三原一晃球団代表は振り返る。

 
 

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