
横浜DeNAは26日、横浜市内の全18区で野球教室「キッズベースボール」を開いた。市内の少年野球チームなどから約3千人が参加し、子どもたちはナインとの交流を楽しんだ。
メイン会場のサーティーフォー保土ケ谷球場では計6時間の3部構成で行われ、チームトップ11勝を挙げてポストシーズンも先発陣をけん引した今永、キャプテン筒香らが講師を務めた。
今永が児童たちの目の前で投球練習して変化球を披露すると、曲がり幅の大きさにどよめきが上がった。投球時の体の使い方などを丁寧に指導した左腕は「子どもに教えることが一番難しい。この中で一人でも多くプロになったり、野球を続ける子が増えてくれれば」と話した。
今永の指導を受けた西寺尾第二小学校6年生の男子は「忘れられない思い出になった。プロ野球選手になっていつか自分も(野球教室で)教える側になりたい」と目を輝かせた。