
横浜DeNAは20日、ドラフト5位で指名した日大三高の桜井周斗投手(18)=178センチ、80キロ、左投げ左打ち=と横浜市内で入団交渉し、契約金3千万円、年俸550万円で入団することで合意した。これで育成も含む全選手の入団が決まった。
清宮から5打席連続三振を奪うなど、投げっぷりの良さが売りのサウスポーは「印鑑を押して、ようやく実感が湧いてきた。社会人の一人、プロ野球選手の一人として見られている。これでただの高校生じゃなくなった」と笑った。
同席した父聡之さん(46)も感慨深げだ。2人の兄を追って野球を始めたことを思い返し、「息子が夢の舞台に立てる。自分のスタイルを思う存分出して、一日でも早くチームのために力を出して頑張ってもらえたら」と背中を押した。
桜井は「一年でも長く野球をやりたい。体も精神面も鍛えて、力が発揮できるようにしたい」と1年目からマウンドで躍動する姿を思い描いた。
(金額は推定)