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ベイ・石田、G倒へ闘志 いざクライマックス

ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2016年10月1日(土) 02:00

巨人とのファーストステージに備えて調整する横浜DeNAの石田 =横浜スタジアム
巨人とのファーストステージに備えて調整する横浜DeNAの石田 =横浜スタジアム

巨人とのファーストステージに備えて調整する横浜DeNAの石田 =横浜スタジアム
巨人とのファーストステージに備えて調整する横浜DeNAの石田 =横浜スタジアム

 球団初のクライマックスシリーズ(CS)に挑む横浜DeNAは、10月8日に敵地・東京ドームで開幕する2位巨人とのファーストステージで迎える。チームトップの11勝を挙げた山口が右肩の違和感で欠場濃厚となる中、ベイスターズは2年目左腕の石田を投手陣の軸として戦うことになりそうだ。サウスポーは「普段通りの投球をして抑えたい」と勝利だけを求めていく。

制球力武器に花開く


 今季9勝4敗。勝率6割9分2厘はリーグ2位を誇り、防御率3・12は憧れの広島・黒田をもしのぐ(9月30日現在)。2年目で花開いた石田は、「とにかく投げるのが楽しみ」と短期決戦へ自信をみなぎらせる。

 巨人戦は防御率4・15と苦しみながらも2勝0敗。勝ち星を拾えたのはラミレス監督が「チームで一番安定している」とたたえる制球力と、試合をつくれる力にある。1試合平均の四球数は先発投手では井納(2・8個)、今永(2・5個)を下回るチームの先発投手で最少の2・1個だ。

 未知のマウンドにもひるむ様子はない。今季は、井納とともに年間を通じて先発ローテーションを守り、シーズン終盤には先発の柱といっていい活躍で、チームをけん引した。

 4位阪神と0・5ゲーム差で迎えた8月26日の巨人戦では直球の切れを欠いて四回までに2本塁打で3失点と苦しみながら、「一番大事なのは勝つこと」と開き直り、六回のピンチで村田、ギャレットを打ち取った投球は圧巻だった。

 シーズンを通して投げ続けたのはもちろん初めてで、疲労は蓄積していたが、9月23日の最終登板から約2週間の調整期間を与えられ、「疲れも取れていい時間を過ごせている」と不安はない。

 「普段とは違う緊張感がある中で、どれだけ普段通りにやれるかが大事」と背番号14。柱としての自覚が日に日に大きくなってきている。

井納と今永 先発濃厚




 今季の勝ち頭・山口を欠いた状況で、ベイスターズは2戦先勝のファーストステージの先発を、今季9勝の石田、7勝の井納、8勝の今永に託すことが濃厚だ。

 30日に横浜スタジアムで行われた練習後、篠原投手コーチは先発投手の起用について「勝ち進まないと次はない。先のことは考えずに起用する」と強調。勝ち上がれば10月12日からリーグ覇者広島とのファイナルステージを迎えるが、一戦必勝でベンチ入りの投手陣をつぎ込んでいく方針だ。

 同コーチは、右肩に違和感のある山口については「無理をさせるわけにはいかない」と話し、CS登板について厳しい見通しを示した。

 CS開幕までは日程が空くが、球団は社会人野球チームとの練習試合を4試合組み、投打ともに主力が出場して、実戦感覚を保っていくという。いずれも同スタジアムで行われ、一般公開はしない。対戦相手と日程は次の通り。

▽10月1日 JX-ENEOS
▽3日 東京ガス
▽4、5日 東芝


◆秋季Lに24選手参加
 秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ2016」(10月3日から22日間・宮崎市ほか)に派遣する24選手を発表した。参加選手は次の通り。

▼投手
熊原、小林、柿田、高崎、福地、飯塚、平田、綾部、小杉、野川、国吉、田村

▼捕手
西森、網谷、亀井

▼内野手
山崎憲、柴田、山下幸、飛雄馬、白根、百瀬、山本

▼外野手
乙坂、青柳

 
 

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