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【岡村社長のベイトーク】 かけがえない体験できた

ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2017年11月15日(水) 11:23

日本一に輝いた1998年からちょうど20年となる来シーズン。主将筒香(左)を中心とした若きナインがペナント奪還を目指す=10月4日、横浜
日本一に輝いた1998年からちょうど20年となる来シーズン。主将筒香(左)を中心とした若きナインがペナント奪還を目指す=10月4日、横浜

 セ・リーグ3位からの下克上を成し遂げ、19年ぶりに日本シリーズを戦った横浜DeNAベイスターズ。2勝4敗でパ・リーグ王者のソフトバンクに敗れはしたが、球団トップの岡村信悟社長は、一定の充実感とともに2017年のシーズンを振り返った。

 「日本シリーズ敗退はものすごく悔しかったが、かけがえのない体験もできた。チーム、球団がより高いステージにいくため、絶好の機会を与えてもらった。この経験を生かすことで、ベイスターズがファンと県民の誇りとなれる。球団でも、11月まで一生懸命に興行するのはほとんどの社員が初めて。社員たちも、一流の球団の人たちが味わってきている感覚を知ることができたと思う」

 レギュラーシーズンでは3位ながら、球団史上3番目の73勝を挙げた。

 「去年、三浦さんが引退して、名実ともに若いベイスターズとなった。選手層が厚いと思っていたものが薄かったり、自分の持っている力ほど結果を出せなかった選手もいたり。それでも、巨人との3位争いを制し、土俵際で踏みとどまることができて、今年は貯金も8あった。1点差をものにする力はだいぶついてきた」

 「連覇した広島は圧倒的に得点し、失点も少なかった。得失点差がチームの総合力だと思う。ベイスターズは最終的に失点の方が多かった。1点差を勝ちきることはできたが、(得失点差では)リーグで実質4番目。まだまだ改善できる」

 日本シリーズでは、12球団最高年俸と最低年俸のチームが対決したことが話題となった。

 「勝つようになったのは昨年から。ソフトバンクと比べると、個人の力をつけないといけないし、層も厚くしないといけない。(球団経営側としても)いかようにもできる事業体力、耐えうる体力はできつつある」

 横浜を拠点としたスポーツタウン構想を掲げ、今月中には横浜スタジアムの改修工事もいよいよスタートする。

 「これから起工し、2020年の東京五輪も迫る。スポーツというものの可能性に、この街でもっとチャレンジして、僕自身は都市空間自体を変えていきたいと思っている。その中心にベイスターズがあり、家族の歴史や夢、希望まで語られる。今までにない魅力的な空間を、次世代にバトンタッチしたくなるような空間を残したい」

 同構想では、ベイスターズや野球にとどまらず、スポーツを通じて人々が集い、活気あふれる横浜の街づくりを目指していく。

 「横浜スタジアムにとどまるのではなく、アリーナでバスケットボールをしたり、卓球をしたり、ボルダリングできる場所があったり…。そこに商業施設もできて、観光客が集まり、エンタメ空間から観光やビジネスなど、多義的な空間となる。スポーツで、街自体を変えてきた前例はないが、それをやろうと思っている」

 2018年には、ファンとともにもっと大きな夢を追い掛けていく。

 「無我夢中で山を登っていたら、ふっとそこに頂上が見えたのが今回。人間も組織も、背伸びして届きそうなものが見えたときにこそ、成長できる。僕たちも一流の今までにない球団、今までにない企業になりたい。リーグ優勝し、堂々とまさに隙のないベイスターズとして日本シリーズを戦い、横浜スタジアムでファンのみなさんと喜びを分かち合いたい」


岡村社長
岡村社長

 おかむら・しんご 東大大学院修了、1995年に郵政省(現総務省)入省。郵便事業プラットフォームの東南アジア諸国への輸出などに携わった。2016年4月、DeNA入社と同時に横浜スタジアム社長就任。同10月から球団社長にも就任した。東京都出身。47歳。

 今季の「Bay Talk」は今回で終了します。

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