誇り高きハマの両雄がシャンパンファイトに歓喜した。野球の東京五輪予選を兼ねる国際大会「プレミア12」で初優勝した侍ジャパン。ベイスターズの山崎康晃(27)は絶対的守護神として5試合無失点、左腕エースの今永昇太(26)は黒星が許されない試合で快投し、世界一奪回に貢献した。横浜スタジアムが野球の主会場となる東京五輪まで8カ月。世界の強豪と戦い、見えた景色とは-。
11月17日、韓国との決勝戦。2点リードの九回、4万人超の「ヤスアキジャンプ」に揺れる東京ドームのマウンドで、口を固く結んだ山崎が黒土をスパイクでならす。
「シーズンとは全然違う雰囲気だった」