プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第5戦は24日、広島市のマツダスタジアムで行われ、セ・リーグ3位の横浜DeNAは同1位の広島を9-3で下し、対戦成績を4勝2敗(1勝のアドバンテージを含む)として、日本一に輝いた1998年以来、19年ぶり3度目の日本シリーズ出場を決めた。
CS制度が始まった2007年以降、セ・リーグで3位チームが日本シリーズに出場するのは初めて。今季の横浜DeNAは広島に14・5ゲーム差をつけられており、過去最大差の逆転劇となった。
ベイスターズは二回に宮崎敏郎内野手(28)が反撃のソロ、三回に桑原将志外野手(24)が逆転の2ラン本塁打を放つと、五、七回には筒香嘉智外野手(25)が2打席連続本塁打を放つなど16安打9得点の猛攻で、リーグ連覇を遂げた広島に完勝。初戦で敗れた後は4連勝だった。日本シリーズは28日に福岡市のヤフオクドームで開幕し、パ・リーグを2年ぶりに制したソフトバンクと対戦する。