
17日のCSファーストステージ第3戦で7回1失点と好投したウィーランドが、「代打要員」として異例のベンチ入り。「チームをサポートしたかった」と熱いハートを口にした。
CS進出を決めた今月1日の広島戦で3点本塁打を放つなど、リーグ覇者相手に打率5割3分8厘とバットで圧倒的な存在感を見せてきた。ラミレス監督は「代打の可能性があったことも確か。広島戦で一番の成績を残しているのは誰か、皆さんよく知っているはず」と今後の起用にも含みを持たせた。
右の代打枠にルーキー細川
高卒ルーキー細川が右の代打の枠を勝ち取った。ラミレス監督は18日、プロ15年目のベテラン後藤の出場選手登録を抹消し、「どちらを外すかの決断は難しかった。細川は将来のこと、スイングも振れていたので」と期待を寄せた。

茨城・明秀学園日立高卒の強打者はレギュラーシーズン最後の2試合で、2試合連続本塁打を放つなど、大器の片鱗(りん)を見せてCSのメンバー入り。ここまで2打席に立ち、1四球、1三振の細川は「自分が残るとは思っていなかった。思い切っていく。結果を出さないと」と決意を込めた。