【ラミ流】勝負の5年目
盗塁数増最大テーマ 長年の課題に打開策を
ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2019年10月20日(日) 11:36
来季で5年目を迎えるベイスターズのラミレス体制が19日、本格的に始動した。横須賀市の2軍施設で17日から行っている若手中心の秋季練習にラミレス監督が初参加。2位だった今季の戦いを総括し「(投打の成績)一つ一つを見る限り、6割以上(の項目)は向上しないといけない」と抜本的な改善の必要性を強調した。そのなかでも、12球団最少にとどまった盗塁数増を最大のテーマに掲げ、中軸の一発頼みだった打撃からのバージョンアップを目指す。
「走塁を向上させなければ」。福岡で日本シリーズが始まったこの日、ラミレス監督は、5年目に向けたチームの改善点に言及したが、そこで出てきたのは毎年オフになると掲げてきた走塁改善という常とう句だった。