
今季は、戸柱、嶺井、高城の捕手3人体制を敷き、CS出場権を勝ち取ったベイスターズ。三者三様の持ち味は、短期決戦でも頼もしい武器となりそうだ。
2年目の戸柱は開幕からレギュラーを務め、勝負強い打撃で存在感を発揮した。しかし、ラミレス監督はシーズン終盤で女房役としての役割を重視し、出場試合の防御率や勝率が良かった嶺井の出場機会を増やした。
戸柱がスタメンだった90試合では「先発投手」の成績が29勝34敗、防御率4・09。嶺井は34試合で17勝7敗、防御率3・10だった。
ただ、指揮官は「レギュラーはあくまで戸柱」と公言し続けた。打席では