
2年連続の3位でクライマックスシリーズ(CS)進出を遂げたベイスターズ。ブルペン陣はプロ野球史上2度目、球団初となる5人同時の60試合登板を果たすなど、身を粉にしてチームを支えた。レギュラーシーズン同様、外国人右腕のパットンを中心に結束を強め、CS突破の道筋を描く。
9月16日、東京ドームでの3位巨人との激闘が象徴した。ラミレス監督は、1-0の七回に田中健、パットンを送り込めば、八回は砂田、三上をマウンドに上げた。最後は守護神の山崎康が3人でピシャリと抑え込んだ。60試合登板を達成した5人の無失点リレーで、ゲーム差なしの3位に並んだ。
今季は勝ちパターンがあってないようなものだった。