横浜DeNA7-8ヤクルト
横浜DeNA
032 011 000|7
100 600 10X|8
ヤクルト
【フルマーク】出なかった あと一本

1点を追う八回2死満塁。絶好のチャンスで筒香に回る。通算200号に王手をかける主将は、マクガフと全て150キロ超のストレート3球勝負に挑んだ。空振り、ファウル、最後は内野フライ。この日最高潮に盛り上がった三塁側スタンドの歓声は一瞬でしぼんだ。
6月5~7日以来、喫していなかった3連敗だ。それ以上に最下位ヤクルトに、2試合続けてリードしながら足元をすくわれたことが痛い。
この夜、失いかけた勢いを取り戻したのは伊藤裕だった。三回にも2ランを放ったルーキーが八回は「きれいな当たりじゃなくてもいいから出塁したい」と単打でチャンスメーク。だが、犠牲バントを試みた嶺井が捕手の守備を妨害してアウト。その後も相手の内野失策や死球で塁上を走者で埋め尽くしたが、あと1本が出なかった。