横浜DeNA1-9中日
中日
001 304 100|9
000 010 000|1
横浜DeNA
【フルマーク】課題直し「やり返せ」
6年ぶりの開幕2連勝を託された20歳の京山は四回途中4失点でノックアウト。昨季は開幕カード3戦目でプロ初登板し、そこから自身3連勝と波に乗ったが、期待されたその再現はならなかった。
初回は140キロ台後半のストレートで押し、三者凡退と上々の滑り出し。三回に四球から崩れかけるも最少失点で踏ん張ったが、続く四回に落とし穴があった。
4番ビシエドから3連打を浴び、計3長打で3失点。追い込んでからの直球の精度に課題を残し、「シュート(回転)して中に入っていくボールはほとんど打たれた。走者を背負ってからのコントロールミスは自分の悪い癖。低めなら低め、コースならコースとしっかり投げ分けていかないと」と悔しがった。
昨季6勝の右腕は沖縄キャンプは1軍で生き残ったが、調子を落として3月上旬からは2軍で調整していた。飯塚の故障で急きょ回ってきたチャンスに、「心の中では表情以上に思っているものはある」と静かに火をともしていた。