ベイスターズの春季キャンプ第3クールが13日、沖縄県宜野湾市のアトムホームスタジアム宜野湾で始まった。
この日はロッテとの練習試合が予定されていたが、試合前の降雨により中止。ブルペンでは登板予定だった国吉、古村らが投球練習を行い、室内練習場では柴田が精力的にバットを振り込んだ。
今キャンプ初の対外試合は中止となったが、ラミレス監督は現時点で実戦を増やす予定はなく、「多分このまま予定通りに行くと思う。今後試合が中止にならなければいい」と話した。
柴田、つなぎ役の自覚
丸刈り頭からしたたる汗が決意の表れだ。4年目の柴田は「やる以上はレギュラーを取らないと意味がない」と、強打者ぞろいの野手陣に割って入る覚悟だ。
13日は室内練習場にこもり、一心不乱にバットを振り込んだ。スイングの際にヘッドが下がる癖を修正しようと試みているという。「目の前の結果だけを求めず、自分がやってきたことをやった上で結果を出す」と地に足をつけ、虎視眈々(たんたん)と定位置奪取を狙う。