◆ 尾花監督ひと言
「今日は一、二回で決まった。初回に2盗塁を許したのは、ピッチングコーチの宿題だな。スコアラーがいいものを持ってきてくれているから、選手が生かさないといけない」
◎ 初勝利お預け、雪辱誓う
先発のランドルフは二回までに7失点と崩れ、開幕戦に続いて2敗目を喫した。
野村投手コーチが「感覚をつかむ前にダメージを受けてしまった」と言うように、初回にいきなり3連打を浴び、リズムに乗れなかった。登板前は「前回は球の走りが良くなかった。課題を修正した」と言っていたが、初勝利はお預けとなった。
ランドルフは「失点については言葉がない。でも、続投させてくれたことに感謝している」と話し、雪辱を誓っていた。(横浜)
桑原謙、2回を無失点
吉見に代わって1軍登録された桑原謙が即日登板し、六、七回の2イニングを無失点で切り抜けた。
六回は1死一、三塁のピンチを招いたが、「ここで開き直れた」と桑原謙。内角を突いて小笠原を一邪飛、ラミレスを遊ゴロに仕留め、七回は三者凡退に取った。
自主トレ中のけがで出遅れた桑原謙は「これから取り戻すため、投げろと言われた場面で結果を出すだけ」と迷いがない。
尾花監督は「開幕1軍と考えていた選手がやっと加わった。これから(中継ぎを中心に)いろんなことをやってもらう」と期待していた。
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