篠原が入団会見、「心機一転頑張りたい」/ベイスターズ
ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2009年12月15日(火) 00:05
ソフトバンクから横浜へ移籍した篠原貴行投手(33)=178センチ、80キロ、左投げ左打ち=が14日、横浜市中区の球団事務所で入団会見を行った。篠原は「今年一年けがで投げられず、投げること、勝つことに飢えていた。心機一転頑張りたい。勝ちゲームで投げるのが目標」と意気込みを語った。背番号は34に決まった。
加地球団社長は「マウンド度胸と切れのある投球で、勝敗を左右する場所で大事な役割を担ってほしい」と期待を寄せた。
今季は左ひじの故障で出場機会がなく、10月初旬に戦力外通告を受けたが、その後は自由契約で現役続行にこだわった。手術を受けないで来季開幕までに回復するとの診断が出たことで、球団フロントは獲得に至った。契約は1年で年俸1200万円プラス出来高払い。
篠原は1998年に三菱重工長崎からドラフト2位でダイエー(現ソフトバンク)入り。2年目の99年にはセットアッパーとして60試合14勝1敗。リーグ最高勝率9割3分3厘をマークした。続く2000年は9勝を挙げリーグ連覇に貢献。通算359試合、29勝16敗、防御率3・14。
(金額は推定)
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