田代監督代行「ファンありがたかった」/ヤクルト戦から
ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2009年10月6日(火) 23:35
◆ 田代監督代行
「桑原(謙)がいいピッチングをしてくれた。工藤はずっとああいうところで投げていたし、あしたまで戦力として考えて使っている。ファンの方は勝てない時も応援に来てくれてありがたかった。来年に少しでもいい報告ができるようにしたい」
◎ 内川「全打席ヒット狙う」
首位打者争いを続ける内川は17号ソロを含む2安打。打率を3割1分9厘に上げた。
初回は1死一塁から内角低めを左前に運び好機を広げた。三回の第2打席も再び内角。うまくさばいた打球は左翼席上段に突き刺さった。「去年も本拠地最終戦でホームランを打ったので、今年も最後にいいバッティングを見せたかった」と満足した様子だった。
残り1試合となり、打率トップの巨人ラミレスとは5厘差。内川は「1番になるために全打席ヒットを狙っていく」と意気込んでいた。(横浜)
◎ 桑原謙、初勝利逃す
今季2度目の先発マウンドに上がった桑原謙は7回を投げ、2本塁打を含む5安打2失点。勝ち投手の権利を得てマウンドを譲ったが、リリーフ陣が打たれ今季初勝利はならなかった。
初回に144キロの内角直球を痛打される先頭打者本塁打を浴び、不安な立ち上がりだった。以降は変化球を交えて持ち直したものの五回には鬼崎にカウント2-2から被弾し、2点目を失った。
桑原謙は「2ストライクから打たれた2本目の本塁打がいらない失点だった。初回に逆転してもらい、もう点をやらないつもりで投げていたので悔やまれる」と反省していた。
(横浜)
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