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田代監督代行「若いやつらには自信になる」/広島戦から

ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2009年10月4日(日) 23:20

◆ 田代監督代行ひと言

「吉見は三回までパーフェクト。非常にリズムがよく、来年につながる。(若手中心の打線について)本当は心配だったが、若いやつらには自信になる。(プロ初安打の高森は)雰囲気に動じないし、あいつは野球小僧。結果が出てよかった」

◆ 選手ひと言

武山(4点目の投前適時打など猛打賞)吉見さんのためにも追加点が欲しい場面だった。監督の助言通り、思い切りボールを上からたたいた。

村田(七回に25号2ラン)内川が打った後だから、一発長打を狙った。けがから戻って1試合に2安打は初めてだからうれしい。

吉見(6三振を含む6回4安打1失点で3勝目)早めに先制してもらって気が楽になった。武山のリードにも助けられて粘り強く投げることができた。

◎ 本人も納得の一打

吉村が初回2死一塁から2試合連続の16号2ラン。カウント2-2から低めのスライダーをすくい上げ、左翼席上段まで飛ばした。

前日3日に通算100号を放ったばかり。シーズン中に打撃フォームを何度も微調整し、一時は2割7分まで打率を上げたが、現在は2割4分台。だが、終盤に入ってようやく状態を取り戻しつつある。

3安打と爆発し、「まだ見に来てくれるファンがいる。いい試合を見せられるように頑張りたかった。難しい球だったけれど、うまく拾うことができた」と納得の一打だった。(横浜)

◎ 高森がプロ初安打

高卒3年目の高森が6番一塁でプロ初スタメン。1打席目に右前へはじき返し、うれしいプロ初安打となった。

前日3日に代打で初打席に立った。「バットを構える時に、ヘルメットに当たってずり落ちてしまうくらい緊張した」と初々しい。

捕手で入団したが、打撃を買われて今季から内野手に専念。勤勉で性格はどこまでも明るく前向き。ファームで腕を磨き続け昇格の機会を待ったが「佐伯さんやジョンソンがいたし、3割7分は打たないと(1軍に)上がれない」と高いハードルを自ら課していた。

富山の実家からは夜行バスに乗って家族が観戦に訪れた。少ないチャンスでアピールした高森は、6日から宮崎県で開催されるフェニックス・リーグ出場のためチームを離れる。

(横浜)

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