三浦135勝目ふい/巨人戦から
ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2009年9月28日(月) 15:43
◆ 監督ひと言
「(三浦の七回降板について)球数がいっていた。よく頑張ってくれた。(継投失敗は)順番は決まっていないが加藤康、木塚、真田の3人で締めるのが今の状態。向こうのミスがあっても勝てないのが現状だ」
◆ 選手ひと言
石川(二回1死一塁で先制二塁打)基本は一、二塁間に引っ張らなければいけないけれど、外の高めの球だったから素直に(左へ)打ち返した。
内藤(五回1死で5点目の4号ソロ)前の打席で腕に力が入って凡打してしまったから、力を抜くことを頭に入れて打席に入った。直球待ちだったが、スライダーが高く入ってきたから自然にバットが出た感じ。
◎ 三浦135勝目ふい
三浦が7回9安打1失点。毎回走者を出しながらも小笠原、ラミレスに仕事をさせず、再三の窮地で粘った。4点のリードを守って、降板した。
2005年8月23日以来、およそ4年間白星のなかった巨人にようやく勝つチャンスだった。しかし、八回からの継投が失敗し、九回に追いつかれた時点で勝ち投手の権利は消えた。さらに遠藤一彦氏を抜く球団歴代単独3位の135勝目も同時に消えた。
力投が報われなかった三浦は「今日は粘れたが、球数もいっていたし、目いっぱいだった。チームがこういう状況だから何とかしたかった。でも負けは負け」と潔く球場を後にした。
(福井)
◎ 右ひじ痛で寺原抹消
寺原が2日、1軍選手登録を抹消された。1日の巨人戦の試合途中に右ひじに違和感を訴え、4回で降板した。
寺原はチームに帯同せず帰浜。横浜市内の病院で検査を受けた。江川チーフトレーナーは「まだ詳しい検査結果は出ていないが、右ひじの内側に痛みを感じている。(登録抹消は)大事をとってのこと」と説明し、全治は「10日以上かかるだろう」と長期離脱を示唆した。
田代監督代行は「大事なピッチャーだから、無理をさせたくない」と話すにとどめた。
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