藤江、チャンス生かせず
ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2009年9月27日(日) 21:21
◆田代監督ひと言
「藤江は若いピッチャー。いいところを見せてほしかった。上(1軍)だと甘く入るとやられる。コントロールを身に付けないと。(3試合で5本塁打の巨人阿部について)攻めているが、ホームランを打たれているから甘いは甘い」
◆選手ひと言
吉村(四回無死二塁で1点目の適時二塁打)点差は離れていたが、1点ずつでもがむしゃらに返していこうと思って打席に入った。(3点目の適時打には)僕はまだまだ打たなければいけない。打ちたいと思う中でボール球をしっかり見逃せたことが収穫だった。
◎ チャンス生かせず
ルーキー藤江が6月19日の西武戦以来となる先発登板。2本塁打を含む3回7安打7失点と序盤に炎上した。
初回の先頭打者にいきなり三塁打を浴びたが、後続を断って無失点に。しかし、二回に鶴岡の2ランで先制されると、三回には阿部に3ランを浴びてマウンドを追われた。課題のクイックなど細心の注意を払ったが、そもそも球威、制球ともにまだ1軍レベルではない。
3度目の昇格もチャンスを生かし切れなかった右腕は、「今日はせっかく先発のチャンスをもらいながら試合をつくることができず、皆さんに申し訳ないです」と肩を落とした。
(横浜)
◎ 内川「気分はいい」
内川が10日、1軍に合流した。ウイルス性腸炎で下痢や嘔吐(おうと)を繰り返し先月29日に登録抹消、一時は入院していた。
この日、元気な姿を見せた内川は「少し体重が減った。自分の調子がいいか悪いかと言える状態ではない。瞬発的な動きが不安だけど、気分的にはいい。やることをやりたい」と意気込んだ。
10日現在で打率3割2分ちょうどで、巨人ラミレスに次ぐリーグ2位。まだ2年連続の首位打者を狙える位置にいる。
11日の阪神戦(甲子園)で1軍登録される見込み。
(横浜)
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