田代監督代行「三浦は粘った」/阪神戦から
ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2009年9月27日(日) 16:53
◆ 田代監督ひと言
「三浦は低めにコントロールされ、粘った。村田は3打席のつもりだったが、4打席立たせた。問題ない。(三回の4得点について)点の取り方も相手に与えるダメージも効果的。本当にナイスゲーム。言うことないね」
◆ 選手ひと言
金城(初回先頭で同点ソロ)先制された直後の先頭バッターだったから、積極的に打っていこうと思っていた。
内川(三回2死二塁で勝ち越しの適時打)昨日(20日)の試合も今日の1打席目もとんでもなく情けない打撃をしていたから、しっかり打たないと申し訳ないと思っていた。
藤田(四回2死三塁で7点目の適時打)後ろには内川と村田さんがいるから、ランナーをかえすのではなく、つなぐつもりで打席に入った。詰まったが、いい所へ飛んでくれた。
◎ 三浦、粘って11勝目
三浦が10安打を打たれながら粘りに粘って9回1失点で11勝目。今季5度目の完投勝利を飾った。
初回は2長打に四球が絡んで先制されたが、その後は「すぐ追い付いてもらったし、『隅イチ』でいこうと切り替えられた。点差が開いたぶん、大胆にいけた」。何度もピンチを迎えたが、最後まで崩れなかった。
二回には史上44人目となる2500投球回を達成。「常に1イニングでも長く、完投を目指して投げている」とエースらしく答えた。
通算135勝は遠藤一彦氏を抜いて球団単独3位となった。「プロ初登板が遠藤さんの引退試合。あれから長くやっているなと。この先は想像つかないけれどね」と思いを巡らせていた。
(横浜)
◎ 佐伯が技ありの一発
三回2死一、三塁。内川、村田が広げた好機を、佐伯が最高の形でものにした。安藤のシュートを積極的に振りにいき、左翼席前列に飛び込む11号3ランとなった。
主砲の復帰を派手に祝福するベテランの技ありの一発。佐伯は「手応えはあった。ウッチー(内川)が流れをつかんで、シュー(村田)がつないで、おれが打たなかったら怒られるでしょ」とおとこ気あふれる言葉で振り返った。
お立ち台では「すごくうれしい。こういうチーム状況でもたくさんのファンが応援してくれて、幸せです」と声援に応えた。
(横浜)
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