横浜DeNAの藤井秀悟投手(36)ら5選手が2日、横浜市中区の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。藤井は11%増の4100万円、中継ぎとして活躍した大田阿斗里投手(24)はほぼ倍増となる92%増の1250万円でそれぞれサインした。
藤井は移籍2年目の今季、11年ぶりとなる開幕投手を任され、7月13日の阪神戦(甲子園)では11年ぶりの完封勝利。8月に左肘の故障で戦列を離れるまで、21試合で6勝5敗と低迷する投手陣を支えた。
大田は、2試合のみの登板だった昨季から大きく飛躍。中継ぎとして今季38試合に出場し、プロ初勝利を含む2勝4敗、防御率3・72の成績を残した。
自身最多の108試合に出場した鶴岡一成捕手(36)は現状維持の4000万円を提示されて保留した。鶴岡は「大筋では決まっている。出来高の部分を詰めるだけ」と説明した。
その他の選手の契約更改内容は次の通り。
▽高崎健太郎投手 4500万円(18%減)
▽白崎浩之内野手 1500万円(現状維持)
(金額は推定)
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