子どもたちにプロの技術を学んでもらおうと、横浜DeNAは24日、横浜市内の11会場で野球教室を開催した。地元の少年野球チームの小学生約1500人が集まり、野球少年、少女たちはプロの教えを真剣に聞き入っていた。
南区の会場では、地元の約200人が参加。つる岡賢二郎捕手、大田阿斗里投手、古村徹投手から指導を受けた。キャッチボールや紅白戦なども通じた交流も。「どうすれば試合で緊張しなくなるの」と尋ねられた大田は「緊張するのは当たり前。試合で困らないように日ごろの練習から緊張感を持つことが大切」とアドバイスした。
横浜DeNAのジュニアチームにも選ばれている永田台少年野球部の男子児童(11)は「教えてもらったことを普段から意識していきたい」と笑顔。茅ケ崎西浜高出身で、自身も小学生のころに横浜の野球教室に参加したという古村は「(元・大洋投手の)稲川誠さんから教えてもらったのがいい思い出。体験が貴重な財産になってくれるはず」と話していた。
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