横浜DeNAの中畑清監督は22日、阪神から国内フリーエージェント(FA)宣言した久保康友投手(33)と電話で会談し、「一緒にこのチームを変えてほしい」と強い熱意を伝えた。高田繁ゼネラルマネジャー(GM)が同日までに、久保の代理人と交渉し、条件面は提示したとみられる。
中畑監督は会談で「君の力さえあれば勝てるチームになる。横浜で最初の2桁投手になってほしい」と電話越しに先発での起用を確約。久保は「今季戦った中で(横浜は)一番戦いにくいチームだった」などと話したという。
中畑監督は「声は明るくて(交渉の)感触はよかった。吉報を待ちたい」と期待。一方、高田GMは代理人との交渉を認めたが、「交渉過程をいちいち報告することはない」と話すにとどめた。
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