29日に開幕を控えた横浜DeNAは27日、選手や球団スタッフら80人が鎌倉市の鶴岡八幡宮で必勝祈願を行った。あいにくの雨にもかかわらず、約千人のファンも集まり、ともに5年連続最下位からの脱却を誓った。
鶴岡八幡宮に場所を移して2年目。必勝祈願は舞殿で行われ、中畑清監督やキャプテンの石川雄洋内野手らが参列し、「ことしは『勝』を掲げ、リーグ優勝、そして日本一を」との祝詞が読み上げられた。
祈願が終わった後、中畑監督はファンらを前にあいさつ。「昨年も同じ場所で諦めない野球を宣言したが、結果は12球団で一番弱いチームになった。この悔しさを晴らしたい」と話し、クライマックス・シリーズ(CS)進出へ強い決意をあらためて示した。
チームはその後、横浜スタジアムで調整。29日に敵地のナゴヤドームで行われる中日との開幕戦に備えた。
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