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横浜DeNA:紅白戦、攻守光った新人赤堀

ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2013年2月10日(日) 00:06

3回裏1死、赤堀が中前にヒットを放つ
3回裏1死、赤堀が中前にヒットを放つ

横浜DeNAの春季キャンプ第2クール4日目は9日、沖縄・宜野湾市立野球場で今キャンプ初の紅白戦(6イニング制)を行い、新外国人のモーガンが2安打1打点、1盗塁の鮮烈デビューを飾った。新人ではドラフト4位の赤堀(セガサミー)が1安打と好守でアピールした。

中畑清監督はモーガンの活躍に「(大リーガーの)額面通りの仕事をしてくれると思う。彼の存在感はどんどん大きく膨らんでいく」とうれしそう。ただ痛打を浴びるなど低調だった投手陣については「ピッチングの精度を高めることが第一。きちっとした内容を見せてほしい」と厳しかった。

チームは10日も紅白戦を行う予定。

◆指揮官「存在感あった」

実戦デビューした新人3選手の中でドラフト4位の赤堀(セガサミー)が攻守で光った。

白組の8番右翼で先発。「とにかく思いきりいった」という三回1死で中前打を放てば、守りでは四回に魅せた。1死一、二塁で荒波の右前打を素早く処理し、矢のようなワンバウンド送球で二走筒香を本塁で補殺。中畑監督も「存在感があったね。ああいうプレーが続くと、競争の中で生き残ってくる」と期待を込めた。

実は好返球の裏には、初回のプレーの反省があったという。石川が放ったフェンスを直撃する打球で、二塁梶谷にショートバウンドで投じてしまい、失策はつかなかったものの三塁打につなげていた。すぐさま取り返し、「今度はしっかり準備して待っていた。そういうところで見せていきたかったので良かった」とうなずいた。

188センチ、91キロの体格で、走攻守そろう大型外野手。目標とする開幕1軍に向けて懸命なプレーが続く。

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